北九州の東田、スペースワールド横に北九州イノベーションギャラリーがあります。ガーデンショーやイベントでお世話になっていた広告代理店のOさんがそちらに入られたのでいつかは寄ってみたいと思っていましたが、なかなか機会が無く一年がたっていました。
そこで戸畑の牧歌さんに伺った際、ちょっと時間があったもので寄らせていただきました。
建物は大きな芝生の広場に降り立つ宇宙船のような東京の大学がデザインしたモダンなデザイン。目の前には北九州の象徴ともいえる高炉がそびえます。
このイノベーションギャラリーは産業技術継承と啓蒙を目的とした施設。ちょうどエジソン展が開催されていたので案内していただくことに。テレビでCMしていてちょっと見たかったんです。
失敗から学び、積極的に発明をしていったエジソンのストーリーや発明品の現物はとても興味深く、楽しむことができました。中でも京都の竹ひごをフィラメントに使った白熱灯は伝記の中でしか見たことがなく、おもしろかったです。
来館者もとても多いようでOさんもお忙しい毎日を送られているよう。
工房等では工業世界のマイスター達の業が見られるようです。旋盤や溶接など、機械でもできない作業を指先の感覚と経験、勘でやる世界。まさに超職人です。製品を見せていただきましたが、理解しがたい構造でした。
定期的にワークショップなども行われ、毎日イベントがあっているよう。図書スペースは無料利用できるようでマニアックな本がたくさんありました。ちょっと息抜きにも使えそう。
広大な芝生広場にたつスペースシップのような建物。中には日本の産業を支えてきた北九州の職人の誇りが詰まっているように思えました。
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